日本は今まさに,英語学習の時代。会社での昇進や資格取得,海外旅行から趣味まで,いろいろな目的で英語が学ばれています。そして,目的はどうあれ,英語を学ぶ人々の多くが「リスニング」に苦しんでいます。外国人に話しかけられて頭が真っ白になってしまってしまった,というような経験が一度はあるのではないでしょうか。日本人が長年にわたって苦しみつづけているこの問題を解決するために,僕は聴覚訓練や脳のトレーニングなど,さまざまなアプローチのリスニング対策本が山のように並べられています。
耳や脳を鍛えることも,リスニング上達のための一つの方法ではあります。
しかしそれ以前に,英語という言語の基本的なしくみや,日本人には意外に知られ知られていないルールを知っておかなければ,聞こえるものも聞こえません。英語のリスニングは,「音声を聞く」と同時に「内容を理解する」ことなのですから。リスニング上達のカギは,文法や慣用表現といった英語理解のための基礎知識を音声といっしょに身に付けることだと言えます。
最初から,すべての言葉を聞き取る必要はありません。
…まずは聞いてみて,だいたいの意味をつかんでみる
…解説を理解して,話されていた英語のしくみを知る
…音を聞いて,英語の一を書いてみる、それと繰り返しする。
の3段階を通じ,「ナチュラル」と「ゆっくり」の2スピードでされた音声をじっくり聞きながら,あなたの知らなかったことや弱点を確認してみる事出きると思います。
僕と英語のリスニング終えたとき,あなたの耳と頭の中で,何かが変わり始めているはずです。